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就労事例

体験・実習から内定へ

男性 / 30代 /

私はリボン本八幡駅前校に体験からお世話になり、楽しい日もあれば、悪い日もありと、何もなくてもこの時間が楽しく思える時間でした。
通所を開始した頃、人と関わるのが苦手で、私から話しかけるのも出来ない状態だったと思います。授業を受けてみると、ビジネスマナー・SST・ディスカッション・就職するための実践講座・どんな企業さんなのかを知る為に研究する授業等、今まで全く私の知らない事ばかりの内容でした。時には会社説明会に参加させて頂いて、今までと違う分野の職場見学をさせて頂いたりしました。違う分野の職業も良いですが前職の仕事に未練があり、なかなか新しい就職先を決めかねていました。そんな時、体験実習が出来る企業さんがあるということで企業内の作業見学をさせて頂きました。とても興味のある作業であり、実習前の面談を受けさせてもらいました。しかし、残念ながら見送られてしまいました。緊張していて私の受け答えが悪かったのでしょうかね。落ち込んでも仕方ないので、他に何社か説明会や見学をさせて頂いたりもしましたが緊張感や不安感が出てしまい、なかなかココだ!という企業さんに巡り合うことが出来ませんでした。
 担当さんより障害者雇用を積極的に行っている企業さんが体験実習を開催していると聞き参加しました。私にとっては新しい分野で、農園で野菜を栽培していく作業でした。野菜を栽培するといえば土で栽培するイメージがありましたが、室内で栽培器具を使用して栽培する水耕栽培でした。作業はペアもしくは数人のグループで行いました。今まで作業は、複数人で行う事が無く、人にお願いするのが申し訳なく思い緊張してしまいましたが、他の方が色々な話をしてくださって、聴いているうちに緊張感はやわらぎ、作業がしやすくなりました。
 体験実習を終了し、しばらくして一番の難関である面接日が決まり、また緊張が高まり上手く伝える事が出来るのだろうか?と不安感も出てきました。面接の日までスタッフさん達と雑談みたいに面接した事で、最初の頃に比べれば喋れる様になったかと思います。でも、自分から言葉を発する事はやっぱり難しいと思いました。
 いよいよ面接日になり、企業さんの会社説明から始まり、個別に面談が始まりました。面接官2人を見ると緊張が強くなり上手く伝える事が出来るだろうかと不安でした。リボンで練習してきた事に比べると優しい質問で自分の言葉で伝える事が出来たのではないかと思います。でも、以前採用が見送りになった事を思い出すと果たして採用されるのかと不安感で一杯でした。
それから数日後、担当さんよりお声掛けされて何だろうと思いながら伺うと、企業さんからの内定通知を渡されました。普通であれば、ここで「やったー!」と感情が出るのでしょうが、そういうのは出てきませんでした。内定をもらえて良かったですが、何が良かったのかが分からなかったのです。実習は良かったのですが本番はやって行けるのだろうかと考えてしまう事も多くなりました。
 内定を頂いたのであれば、実習で指導してもらった事と自分の出来る事をして、長く働いて行きたいと思います。

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