【リボン葛西駅前校】実習体験をお聞きしました
皆さんこんにちは。
通所している期間に仕事のイメージができるよう
会社様と利用者様のご意向があった時に
事務職や清掃、飲食店など実際の現場で実習ができる機会があります。
先日、利用者様が週5日の計20日間、企業実習へ行かれました。
場所は都内某所の飲食店。
実習期間中も担当スタッフとの面談で事業所に来られていましたが
頑張っている姿はとても素晴らしいですね。
今回は実習を終えたT様にインタビューをさせていただきましたので
ご紹介いたします。
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Q:リボンはいつころから利用されているんでしょうか
去年の2月くらいです。
Q:T様のご病気教えていただけますか。また、発症はいつごろでしょうか。
3年位前に発症しました。高次脳機能障害。それに伴う遂行機能障害と機能障害。難儀なところがあります。
Q:その間お仕事は?
していません。
Q:実習はどういったながれで会社とつながったのですか?
しごと財団からの紹介です。リストがあり、私が行きたいと思ったところを選びました。
Q:実習期間と時間を教えてください。
月~金曜で、9時~14時までの計20日間です。
Q:出勤してからの流れを教えてください。
朝8:30に行き、着替えて8:40頃。
日々の業務は、埃をとる、シルバーをセット、コーヒーを入れる、お米を研ぐ、氷水作る、ご飯炊く、お客様にご飯とおかずをもっていく。
Q:ご飯も炊いていたんですね。
8合の米を炊いていました。その後研いだものを炊飯器にセッティングしていました。
時間をみながら余裕があれば普通炊きにしていましたが、時間が無ければ自動炊きでした。
Q:お米を炊くお仕事は責任重大でしたね。
お米と水の分量間違えたらアウトですからね。
Q:そこで気をつけていたポイントは何ですか
とりあえずご飯をざるに上げて、まずは間違えないようにしていました。
Q:ご飯炊くことまでも任されていたのはすごいですね。
やっぱりご飯炊くのは一番難しかった。水の量が難しかったです。
Q:他の業務で、埃とりをしていたとのことですが、具体的にどこをやっていましたか?
テーブルの下です。お客様が歩くところをやっていました。
ホウキと塵取りで取り、その後はモップをかけて水拭きしていましたが、モップは他の方がやってくれていました。
Q:休憩時間は?
12時から1時間です。
Q:休憩室はありましたか?
いろんな飲食店が並んでいて、そこのスタッフがまとめて休憩できるスペースがありました。
Q:自習中楽しかったことを教えてください。
ルーティンが達成できた時は楽しかったです。
Q:逆に達成できなかったこともあったんですか?
基本的に時間に追われているからできないこともあった。
追われる日と追われない日でまちまちでした。
Q:どういった時に追われていましたか?
途中あれもやってこれもやってと言われることがあり
やることがたくさんあるため、忘れかけることもありました。
Q:そういう時はすぐメモを書いていたんですか?
メモはだしていましたが忘れることが多かったです。
Q:様々な業務を受け、忘れることもありましたか?
一つ二つ忘れてしまうことは結構ありました。
ライス出してねと言われたが、持って行かなくてもいいものを持って行ったりしてしまったり。
頭が混乱したこともありました。
Q:平日は疲れていたと思いますが、土日はどのようにすごしていましたか?
時間費やすだけで精いっぱい。家でじっとしていました。
早く休みがあけて仕事がしたいなと思っていました。逆に仕事している方が気分的によかったです。
Q:休みたいというよりは、行きたいの気持ちが強かったんですね
はい。ただ、行けば行ったでやっぱり疲れていました。
Q:頑張りすぎるところがあったんですかね。
そうですね。頑張りすぎてしまうことはあります。
Q:お客さまとのやり取りもあったんですか。
ありましたが、注文は取らず提供のみでした。
Q:実習の20日間終えて、実際の疲労度はどうでしたか?
やってみたら緊張感があったし、達成感ありました。
気持ちいいです。終わった後はホッとしました。
Q:実習終わって学んだことはありますか?
たくさんありました。このお店でしかできないこともありました。
これやってみたいなという気持ちなど、自分自身の中にこういう好奇心もあるんだと思いました。
Q:具体的に学んだことは何でしょうか?
提供するタイミングです。
あとはテーブルも広くないので下げないと物が置けない状況になるため、周りを見て器を下げたりしていました。
Q:次実習の機会があれば、飲食店を選びますか?
飲食店やってみたいですね、楽しいです。
お客さまの所まで物を運ぶのが楽しいです。学生の時に喫茶店でやっていたこともありました。
Q:就労移行支援事業所リボンについて教えてください。リボンの環境は慣れましたか?
慣れたというか、就職を機に離れなければいけないのでそっちのほうが気が気じゃないです。
Q:リボンを利用する前と通所している現在で、何か変化はありますか
目標を持っていないというのがあってどう活かしたらいいか、自分は何がしたいのかというのがありました。
自分に不慣れなことがこれからたくさんあると思いますが、それをクリアしていかなければいけないと思っています。
今は目標ができ就職できればと考えています。
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就労移行支援事業所リボンは
リハビリ専門職の作業療法士/理学療法士/言語聴覚士が在籍しております。
ご自身で気付いていない得意不得意を一緒に見つけ
その方その方に合った仕事を見つける事ができるようサポートします。
見学や体験は随時受け付けております。
まずは気軽にご連絡ください。
この記事に関するお問合せ
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【事業内容】社会参加支援事業・ADL評価モデル講師・就労移行支援事業・就労定着支援事業所・相談支援事業
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