障がいのある方の就職を
支援する就労移行支援事業所
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葛西駅前校
本八幡駅前校
Higher brain dysfunction
学術的には、脳損傷が原因の失語・失行・失認や記憶障害など各種の認知機能の障害を高次脳機能障害と定義されています。
しかし、平成13年度に開始された高次脳機能障害支援モデル事業において集められたデータから、 記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などの認知障害を原因に、日常生活及び社会生活において困難さを有する一群が存在し、 これらについての対応が不十分であることが明らかになりました。これらのことを背景に、厚生労働省(国立障害者リハビリテーションセンター)の診断基準では上記の障害を原因に、日常生活や社会生活において制約を生じている状態を指しています。
参考:国立障害者リハビリテーションセンターによる高次脳機能障害の定義(診断基準)
一つのことに集中したり、多数の中から一つを選んで注意することができない。疲れやすく短時間しか集中できない障害。
設定した目標に対して行動していく際のプロセスを計画的に行えなくなる。物事を順序立てて実行することが難しくなる障害。
感情や行動、言動をコントロールする部分に障害が出ることで対人関係がうまくいかなくなる。状況に応じた対応が取れず、社会に適応していけなくなる障害。
脳梗塞・脳内出血などの脳血管障害や事故などによる脳外傷によって、大脳の言語をつかさどる部分が損傷されたために起こる言語機能の障害。一旦獲得した「聴く」「話す」「読む」「書く」といった言葉の使い方に何らかの影響が出る。
1つまたは複数の感覚を介して対象物を識別できなくなる障害。見ているもの、聞いているもの、触っているものが何かわからないが、失認している感覚以外の感覚を使うことで識別できる。
視力、聴力、感覚に問題がなく、記憶も問題がないのに日常の簡単な事が出来なくなる障害。
半則からの刺激(視覚、聴覚、触覚など)が認識できない障害。
高次脳機能障害を抱えた方が社会生活を送る際に不都合が生じないように、リボンでは個人の特性に合わせた支援を行っています。
高次脳機能障害を発症した方は、障害によって複数の仕事を同時並行的に行うことが困難な場合が多くみられます。
しかし、障害のある方を対象にした「障害者枠」のほか、「一般就労」で働いている人たちもたくさんいらっしゃいます。
「障害者枠」の求人では企業へ合理的配慮を求めたり、特例子会社で限定的な作業に就く事もできます。
就労に関しては次のような施設でサポートを受けることができます。
上記の施設では、「働きたい」希望のある方への求職情報の提供だけでなく、仕事に就く自信が無い方や仕事を続けられるか不安な方に対して就労のための訓練や職場実習を行っています。落ち着いて就職活動を進めていく上で必要な生活面での支援もしてくれます。
また、就職後も仕事や生活の悩みを相談することで、就労の妨げとなる課題を早い段階で解決し、一日でも長く働けるようにサポートを受けられる「定着支援」なども行っています。就労支援サービスなどを活用し、自身の強みや特性を理解したうえで、様々な職種への実習を経験してみてください。実際の職場や、それに近い環境で就業体験を行うことは、継続して働き続けられる適職を見つける上で大切な過程です。
自身の強みを生かした就職を実現させ、希望した未来を手に入れられるよう、「働きたいな」と思ったら、まずは主治医に希望を伝え、これらの施設の専門スタッフに相談してみましょう。
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